観光庁は、博物館や歴史的建造物をユニークベニューとして利活用したレセプションや会議等の開催費用を支援する「MICEの誘致拡大に向けたユニークベニュー活用促進事業」の公募を開始した。
特別感や地域特性の演出が可能なユニークベニューは、国際会議やインセンティブ旅行などのMICE開催地決定の要素として重要なツールとなる。そこで観光庁は、ユニークベニューの有効性・有益性などを明確化し、各地域におけるさらなるユニークベニューの開放・利活用につなげるため、1件あたり100万円を上限として開催費用を支援。応募締切は第1回が7月11日、第2回が9月11日となっている。
募集要項は①平成29年8月から平成30年2月までに日本国内で開催が決定している国際会議、ミーティング、インセンティブ旅行の一環として実施する会議、セミナー、レセプション等の会場としてユニークベニューを利活用すること、②会議等が、Ⅰ:国際会議については、参加者が50人以上(内、日本国外からの外国人参加者が2割以上)、参加国が日本を含む3カ国以上であること、Ⅱ:ミーティングについては、参加者50人以上(内、日本国外からの外国人参加者が2割以上)、参加国が日本を含む2カ国以上であること、Ⅲ:インセンティブ旅行(企業等が実施する報奨・研修・社員旅行等)については、参加者が50人以上(内、日本国外からの外国人参加者が7割以上)であること、のいずれかの条件に当てはまる内容であること。
詳細はWEBサイトまで。(http://www.mlit.go.jp/kankocho/news03_000163.html)