保健福祉広報協会と全国社会福祉協議会は9月27日から29日の3日間、「国際福祉機器展H.C.R.2017」を東京ビッグサイトにて開催する。
H.C.R.では高齢者や障害者の自立と社会参加の促進を図ること、介護を行う家族や介護施設の職員による介護の質を高めることを目的として、福祉機器・介護機器、高齢者・障害者の日常生活を支えるさまざまな生活用品を展示。
こうした福祉分野に集中した展示会である点が最大の特徴であり、約2万点の機器が展示される。
28日に日に併催する国際シンポジウムも大きな特徴となっており、今回はイギリスから講師を招いて実施する。
事務局は「1995年からイギリスでは介護が必要な当事者だけでなく、その家族や支える人を支援する施策が展開されている。これら制度の有効性と課題を話していただくことで、日本の施策・サービスのあり方とは異なった視点から、必要な支援の方向性等について学ぶことができる」と語る。
また日本の現状についても、関係団体等による介護者支援への取り組みなどを紹介する。
そのほか、詳細はWEBサイトまで。☞(https://www.hcr.or.jp/)
※「見本市展示会通信」762号より抜粋(2017年9月15日発行)