ビューティーワールド ジャパン ウエスト
【展示会開催情報】
~会場規模を3ホールに拡大して開催

大井田美由紀 氏
大井田美由紀 氏

■12回目の開催を迎える「ビューティーワールドジャパンウエスト」が、規模を拡大して10月16日から18日までの3日間インテックス大阪で開催する。5月に開催した東京展に続く規模拡大について、メサゴ・メッセフランクフルトの統轄マネージャー・大井田美由紀氏に話を聞いた。

ビューティビジネスに関わるあらゆる製品やサービス、情報、技術が集まる「ビューティーワールド ジャパン」は今年5月、東京展が20回目を迎え東京ビッグサイト東3から8ホールで開催した。出展者数624社、来場者数7万3034人と過去最大規模となった。
西日本のビューティ市場に向けた「ビューティーワールド ジャパン ウエスト」でも、出展者の増加により会場を1ホール増やし、また来場者ニーズに対応すべく初日と2日目の開催時間を1時間延長して開催する。

【写真2】BWW2016_venue01

■東京展との違いを打ち出すことで出展者数増加へ
エステ店やネイルサロン、美容院などは、全国各地に大手チェーンが店舗展開する一方で個人経営店が多いのも特徴だ。
そのため、東京の展示会に行くとなると店を閉めなければならず、時間と費用をかけるということが難しいケースも多く、それならば来場対象者の多くいる地域でも開催しようと、2006年にウエストを立ち上げ、さらに2014年には福岡でも開催をスタートした。

大井田氏は「関西だけでなく大阪以西のすべての来場者を対象としていることから〝ウエスト〞と名称を付けた。東京展と比較すると規模的には小さく、2010年までは出展者も来場者もなかなか伸びなかったが、ウエストでは近畿地方からの来場者が多いという特徴をしっかりと打ち出すことにより東京展との差別化ができ、徐々に規模が大きくなっていった」と言う。
そのきっかけになったのが2011年の東日本大震災で、東京展の出展を見合わせてウエストに出展した出展者が、マーケットの対象が西日本に絞られている点を評価し、結果としてウエストへの出展が増加、規模拡大へとつながった。

【写真3】BWW2016_venue03

※「見本市展示会通信」762号より抜粋(2017年9月15日発行)

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