本日から「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2017」が東京ビッグサイトで幕を開けた。
会場内は災害対策を網羅する“防災・減災ゾーン”、防犯対策を網羅する“セキュリティゾーン”、自治体・企業活動を取り巻くリスク対策を網羅する“事業リスク対策ゾーン”に別れ、地震や津波などの災害対策製品や、AIを搭載した警備システム、救命ボート、消防用無線などが展示された。
今回、“災害対策ロボット・ドローン”では、防災や救助でその活躍が期待されるドローンが並んだほか、西ホールのアトリウムでは東京オリンピック・パラリンピックに向け“2020TOKYOセキュリティ”など、複数の集中展示を展開。
また、特別併催企画「サイバーセキュリティワールド」では、自治体や企業などに向けサイバー攻撃に対する最新情報や製品が一堂に集まった。
さらに屋上展示場では、東京消防庁による救出ロボットデモンストレーションが行われた。消防隊員による遠隔操作でロボットが2本のアームを使って障害物をどかし、倒れた人をコンベアで救助する姿に、多くの来場者が関心を寄せた。
会期は13日まで。多様化する犯罪や予測できない災害に備えようと考えているなら、同展にぜひ足を運んでみて欲しい。新しい防犯や防災を知ることができる。