日本オーディオ協会は2018年6月16日・17日の両日、東京国際フォーラムで「OTOTEN〜AUDIO・VISUAL FESTIVAL2018」を開催する。
同展はオーディオ市場活性化に向けた、継続的新規顧客開発への取組みを目的としたもので、昨年に会期や会場、名称などを変更し2回目となる。
既存顧客層に加え、20歳から40歳代までの音楽好きを主要顧客層としており、ユーザや消費者を顧客とする啓発に軸足を置いた展示会を目指す。
コンセプトとして“コンテンツの楽しみ方の体験”を掲げており、ストリーミングやダウンドーロ配信など音楽・映像配信サービス、アナログLPレコードに注力する。
前回からの変更点として、開催時期が一カ月ほど後ろにずれ、2日目の閉館時間が1時間早まり、場内インフォメーションが強化される。
開催時期の変更については海外展とのバッティングを避けるとともに、夏の新製品発表のタイミングを鑑みてのもの。
同協会の校條亮治会長は「売り上げにつながる展示会を目指す」と語り、オーディオ市場のロイヤリティ向上に尽力する姿勢を見せる。
※「見本市展示会通信」765号より抜粋(2017年11月1日発行)