東京都公園協会と東京観光財団は昨年8月に開催された浜離宮恩賜庭園の視察会に続き、12月18日にMICE関連事業者を対象として、ユニークベニュー利用促進に向けた清澄庭園の視察会を実施した。
ユニークベニューとして利用できる施設は庭園内の「大正記念館」と「涼亭」の2カ所で、池を挟み対面に位置する。庭園の一番奥の自由広場も屋外スペースとして利用が可能。
見どころとしては、三つの中島を配した広い池「泉水」や池の端に石を飛び飛びに置き歩けるようにした「磯渡り」、岩崎家が自社の汽船を用いて全国の石の産地から集め庭園のあちこちに配した「名石」、松尾芭蕉の有名な句を刻んだ石碑などで、川と海に近いこともありさまざまな野鳥も見ることができる。
ユニークベニューとしての利用は、閉園後の17時半から21時半までとなっており、料金は150万円(税別)。
申込受付は仮設物の設置を伴う場合は利用の12カ月前から6カ月前、仮設物の設置を伴わない場合は利用日の12カ月から2カ月前となっている。
また同様にユニークベニューとして利用可能となった浜離宮恩賜庭園のニュースはこちらから。
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※「見本市展示会通信」770号より抜粋(2018年1月15日発行)