今日から「ジャパンインターナショナルボートショー2018」がパシフィコ横浜と横浜ベイサイドマリーナの2会場で開催中。主催は日本マリン事業協会。ボート、ヨットの展示のほか、各種マリン用品、マリンレジャーなど222社が出展し、最新情報が一堂に集結する。
プレスアワーでは出展者が製品やブース内の見どころを発表。
本田技研工業はマイアミインターナショナルボートショーで発表し日本では初の発表となる最新の船外機を紹介。厳しい環境にも耐えうる作りとなっており、新アルミ材の採用により錆にも強い。また、本田初の電子リモコンを導入したモデルで、メカリモコンへの切り替えも可能となっている。
ブース内ではボートと伝統的な和船に船外機を搭載して展示を行っている。
トーハツのブースでは、ミサゴをイメージした新しいロゴや、イメージカラー、コンセプトなどを紹介。「Feel the Wind」を掲げ、より快適なボートライフの実現を目指す。
続けて船外機の新モデルを紹介。旧モデルではアルミで作られていたパーツを、樹脂に変えたことにより最軽量を実現。またシンプルな構造でメンテナンスしやすい特徴を持つ。
新イメージカラーのグランブルーでまとめられたブースに新モデルが悠然と並ぶ。
また、リクルートライフスタイル内じゃらんリサーチセンターが「海マジ!~MARINE MAGIC~」をメインステージでプレゼン。これは19歳・20歳を対象に、クルージング、SUP、サーフィンやボディボードなどの体験が無料になるサービスで、同社が運営する若年層行動支援プラットフォーム「マジ☆部」を通じて展開する。若年層需要を創出し、マリンアクテビティ市場の活性化を目的としている。
ヤマハブースでは今後の方針やセーリングチーム「レヴズ」の活躍を紹介。さらに上昇する大型ボート市場に向け新型モデルの発表を行った。実物はベイサイドマリーナで観ることができる。
一般入場開始後に行われた開会式では、日本マリン事業協会・柳弘之会長が「あいにくの天気となったが、4日間エネルギーとパッションでやり抜きたい。マイアミのボートショーが先日行われたが、非常に盛況だった。アメリカのボート市場の勢いに負けないボートショーにしたい」と意気込みを語った。
■日本ボート・オブ・ザ・イヤー
会場内で発表となった「日本ボート・オブ・ザ・イヤー2017」に輝いたのはオカザキヨットの「AXOPAR28 T-Top」。中型艇部門とBest Fun部門と2つの部門賞を獲得し、そのデザイン性の高さと安定した性能で、審査員からも抜群の支持を得た。実物はベイサイドマリーナ会場に展示。
明日からは体験プログラムやトークショーなどのイベントプログラムがスタート。ビジネスだけでなくマリンレジャーをこれから楽しみたいユーザーにも必見のショーだ。
公式WEBサイトはこちら。(http://www.marine-jbia.or.jp/boatshow2018/)