第49回目となるIAPCO(国際PCO 協会)の年次総会が2月7日から10日まで都内で開催されたのにあわせ、日本政府観光局(JNTO) と観光庁は2月7日に品川プリンスホテルでMICE シンポジウムを実施した。
今までの国際会議誘致のスタイルは、国内学会が主体となり国際本部の提案書の依頼に伴って提案しており、そのためにサポーターであるサプライヤーが一丸となって支えていた。しかし欧米では、コアPCO が国際本部から会議を効率的に運営するために会議開催地選定のための条件を確認するという大きな役割を担い、開催地選定にコアPCO の発言力が大きな影響を持つ、という新しいスタイルに変わってきている。
そこで、IAPCO 総会のため来日したMICE 誘致のエキスパートであるアンドレ・ヴィエター氏とオリ・ラハヴ氏が、最新の国際会議運営のトレンドや今の日本の国際会議誘致に必要とされていること、成功の秘訣について講演し、「開催地決定におけるコアPCO の働き」をテーマにトークショーを行った。
近年、国際団体ではスポンサー集めや若手会員の減少などの課題を抱えており、国際会議を通じて収益を得たり会員を増やすことが求められている。……
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