■リアル体験型イベントの利点のひとつは、その場所の特徴を生かしてコンテンツ展開ができることだ。今回は1月21日にさいたまスーパーアリーナで開催され大盛況となったTAMAARI SUPER QUEST vol. 1「謎解無限回廊」について、会場の立場から制作に携わった大立目司氏に話を聞いた。
■「謎解無限回廊」とは
このイベントは同会場のアリーナ部分ではなく、5階建てのコンコースがイベント会場となった。200LV(2階) はJOKER PROJECT、400LV(4階) はTumbleweed、500LV(5階)はよだかのレコードと、階層ごとに異なる会社がコンテンツの制作を担当。全国の国営公園や商業施設などで知育・家族の思い出作りをテーマに謎解きコンテンツを展開する制作会社バッドニュースがパイプ役となり、3社と会場のさいたまスーパーアリーナを繋ぐことによって、この巨大な回廊が完成した。
各制作会社の個性が光る世界観演出に加え、JOKERPROJECTは会場の扉やコインロッカーなどその場にあるものを利用した謎、Tumbleweedは論理クイズのような長く考える必要のある謎、よだかのレコードは自分で謎解きを作るなど参加者が積極的に世界へ入り込んでいかなければ解けない謎といった、それぞれカラーの異なる謎を設置。階層ごとに変化をつけることによって、最後までプレイヤーを飽きさせない構成となっている。
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本誌ではこの後
■「さいたまスーパーアリーナ」を会場として展開することのメリット
■町とイベントとともに進化する会場
と、記事が続きます。
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