日本能率協会は6月20日・21日の2日間、「九州アグロ・イノベーション2018」をマリンメッセ福岡で開催する。
今回から、「九州スマートアグリ技術展」「九州アグリ・フードビジネス展」の2展を加え展開。「九州スマートアグリ技術展」は省人化・効率化を図るためのIoTやドローン、パワーアシストなど、新しいテクノロジーを提案。「九州アグリ・フードビジネス展」は農産物や農産加工品などを展示する。
また主催者企画デモコーナーでは、イチゴの省エネ栽培の先端研究を紹介。施設栽培を行う生産者へ向け、廃液の管理や肥料の吸収率をセンサーで計測するなど、最新技術によるデモンストレーションを行う。
同展を担当する日本能率協会・産業振興センターの中野健太郎氏は「4回目の開催を迎え、九州の北部には周知が進んできた。次は九州でも特にマーケットの大きい鹿児島・熊本など南部九州への本展認知を進めたい。鳥獣対策、畜産などのテーマも取り入れながら、より南部九州の農業関係者にも興味を持ってもらえるよう取り組んでゆき、九州を代表する展示会にしていきたい」と今後の展開について語る。
そのほか、詳細はWEBサイト(http://www.jma.or.jp/ai/kyushu/)まで。
「見本市展示会通信」780号より抜粋(2018年6月15日発行)