八王子観光コンベンション協会は7月9日、MICEセミナー「新しい集客スタイル」を東京・八王子のクリエイトホールで開催した。
このセミナーはMICEの誘致に関して、八王子が目指すおもてなしや、市民・事業者のネットワークが生み出す効果について解説・提案するもの。
会の冒頭、会長の大野彰氏は「現在協会は、産業交流拠点の完成に合せて、さまざまなイベントの誘致活動を行っている。待つだけの姿勢ではなく能動的に働きかけ、多くの人を呼び込むことで、八王子の活性化を図りたい」と挨拶した。
その後、第1部は首都大学東京・川原晋教授が「MICEと観光まちづくり・ビジネスの接点」と題し、各地の事例と併せ、MICEがもたらす効果について語った。第2部は「地域にレガシーを誘発するMICE」をテーマに、川島アソシエイツ代表・川島久男氏が講演。MICE先進国・都市の事例を基に、ステークホルダー連携の重要さなどを示した。
「見本市展示会通信」782号より(2018年7月15日発行)