カスタムカーの祭典「東京オートサロン2019」(TAS、主催:東京オートサロン実行委員会(東京都新宿区 サンズ内))が1月11日、幕張メッセで幕を開けた。
TASは今回で37回目。幕張メッセに会場を移してからは21回目となり、国内主要自動車メーカー、外国車インポーター、タイヤメーカー、アフターパーツメーカー、カスタムショップなど426社から過去最多900台以上の車両が展示される。オープニングセレモニーでは日本太鼓「TAKERU」のパフォーマンスを皮切りに、千葉県 商工労働部 地域産業推進・観光担当部長の田中剛氏と日本自動車工業会(自工会)の矢野義博会長が挨拶。田中氏はTASを「今日における幕張メッセを代表するイベントであり、新春を彩る風物詩だ」と高く評価。矢野氏は「平成最後の年なので(協力して)車・バイクを盛り上げていきたい」と語るとともに、今回初めてTASの公式マップに東京モーターショー自工会が主催する「東京モーターショー」の案内が載ったとして、感謝の意を表明した。
会期初日には昨年好評を博した日本発のコレクタブルカーオークション「TOKYO AUTO SALON AUCTION with BH Auction」も実施。先駆けて行われたBHJ事業パートナー記者発表会では、BHJの堺正章会長が昨年のオークションに大きく貢献したチームTAISANオーナー兼監督の千葉泰常氏に感謝状を授与したほか、BHJの武井真司社長が「昨年の16車から50車まで出品を増やした。20年は100車を目指し、日本最大のコレクタブルカーオークションに成長させていきたい」と目標を掲げた。TASの坂井正治事務局長も「出展者と来場者がつながる場を提供するのがわれわれの役目。来年どうなるかを考えるとワクワクするが、まずはこの後のオークションを楽しんで欲しい」と語った。
TAS会期中は隣接のZOZOマリンスタジアムで同乗試乗会を行うほか、2日目には「日本レースクイーン大賞2018表彰式」、3日目には「東京国際カスタムカーコンテスト2019」を開催するなど、イベントも多岐にわたって展開される。