「Interop Tokyo」など、IT分野を中心としたイベントを主催・運営するナノオプト・メディアは、米・GSMとの間で1月30日、「Mobile World Congress」の日本国内向け正規総販売代理店契約を締結した。
Mobile World Congressはモバイル関連における世界最大のトレードショーとカンファレンスであり、スペイン・バルセロナでの開催は約20年の歴史を数える。規模も年々拡大しており、2015年からは会場も変更され展示面積はそれまでの約2倍、出展は約2400社に上る。来場者数も年々増加し、世界約200カ国から10万人を超える人々が訪れるメガ・イベントの一つとなっている。
19年はバルセロナのほか、上海、ロサンゼルスでも開催が予定されている。今年は「コネクティビティ」、「AI」、「インダストリー4.0」、「イマーシブコンテンツ」、「破壊的技術」、「デジタルウェルネス」、「デジタルトラスト」、「The Future」の8つが主要テーマとなる。カンファレンスでは、それぞれのテーマの最新のラインアップが揃い、展示会ではモバイルに関連するIoT、自動運転、ウェアラブル端末、ドローンなど、新しいテクノロジーの発表も予定。
ナノオプト・メディアは「今回の国内代理店契約締結を機に、世界が注目するイベントを通じて、日本の技術の世界への発信を活性化することに貢献したい」とメッセージを発信している。