ちば国際コンベンションビューロー(CCB)は2月12日、千葉の幕張メッセで「千葉MICE DAY」を開催した。
CCB代表理事の佐藤忠信氏は「MICEは今後の日本産業における重要な牽引役であり、成田空港や幕張メッセを擁する千葉県としても成長産業として育てることが重要だ」と開催意義を唱える。
基調講演では日本サッカー協会会長の田嶋幸三氏が登壇。今年12月に完成予定の「ちば国際コンベンションビューロー」について触れ「東京駅や成田、羽田からも近く、この地にJFA夢フィールドを作れることを千葉県と千葉市に感謝する」と挨拶。講演では2021年に100周年を迎える日本サッカー協会が、次の100年に向けて漠然とではなく確固たるビジョンを持って活動していると力説した。
観光庁MICE推進担当参事官の井上学氏は千葉の国際会議を「高いポテンシャルを秘めている」と評価。幕張メッセの髙田圭佑氏は国際的スタンダードの観点から無料Wi-Fi設備が必要だと感じたとして「4月1日から国際会議場全室で導入する」と発表した。
「見本市展示会通信」797号より抜粋(2019年3月1日発行)