ドイツ工作機械工業会(VDW)は9月16日から21日にかけて、ハノーバー国際見本市会場で世界最大級の工作機械、ロボット、自動化装置の専門展「EMO2019」を開催する。
今回のテーマは〝明日の製造業を動かすスマートテクノロジー〞。インテリジェントシステムがバリューチェーン全体で顧客利益を生むとして、スマートデータとデータ分析に基づく機械学習を用いたプロセス監視、予知保全などにフォーカスする。
新たに、「インダストリー4.0」、ドイツ機械工業連盟加盟(VDMA)のソフトウェア団体による「トレンドフォーラム」、中国、フランス、日本、スイス、台湾の「共同ブース」、ネットワークソリューションの実演を行う「umati」の4エリアも設置する。特別イベントでは3Dプリンティングのプロセスチェーンに焦点を当てた「付加製造の輪」、スタートアップ企業とEMO出展企業・来場者をつなぐ「ヤングテック エンタープライズ」、スタートアップ企業によるコンテストなどを実施。会期中の17日・18日には出展企業と顧客企業が参加する就職フェアも行う。
「見本市展示会通信」797号より抜粋(2019年3月1日発行)