横浜MICE説明会レポート:前編 パシフィコ横浜ノース20年5月中旬から利用開始

横浜観光コンベンション・ビューローは3月20日、MICE関連業者に向けた「横浜MICE説明会」を開催した。
はじめにパシフィコ横浜の既存施設の見学の後、2020年春に供用開始となる新施設ノースについてのプレゼンテーションを実施。パシフィコ横浜取締役営業推進部長の馬鳥誠氏の挨拶では、ノースが来年3月末に竣工し、4月より開業前準備を始め、5月中旬から催事利用を開始する方針であることを明かし「予約も多数受けている。ノースのイメージをつかみ、さまざまなMICEイベントで活用してほしい」と続けた。

新施設ノース

続いて、営業推進部誘致推進課係長の村山公美氏がプレゼンテーションを行い、最新のイメージパースを用いて、ノースの施設概要や国内最大規模のカーペット敷き空間となる約6300㎡の多目的ホールについて発表した。多目的ホールは最大で2300名規模の着席ディナーが可能で、会議からインセンティブまで幅広い用途を想定している。
併せて、ノースの建物内外をまるで実際に歩いているかのように体感できるCG動画が初公開され、「新施設でのイベント計画にあたり、ぜひ活用してほしい」とアピールした。CG動画は4月中にパシフィコ横浜の公式ホームページで公開予定とのこと。

説明会ではその後、伊勢山皇大神宮、アソビル内PITCH CLUB(ピッチクラブ)といったMICEに活用できる会場の視察のほか、横浜MICEの取り組みや新施設に関するプレゼンテーション、商談会を展開した。

アソビル内PITCH CLUB(ピッチクラブ)

 

見本市展示会通信」800号より(2019年4月15日発行)

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