P&B Japanが7月22日から24日の3日間、東京ビッグサイト青海展示棟(Bホール)で開幕した。日本イージェイケイが主催する同展は製パン・製菓の素材や設備を取扱う専門展示会で、来場者はカフェやベーカリーを運営するオーナーやシェフ、パティシエなど。栄養食品素材展も会場内に展開し、会場内に設置させた実演ステージでは3日間で3名のシェフによる実演を実施する。
【出展者】
ライヴズ社は「AOF米ヌカパウダー」を出展。米ぬかは酸化が早いことから、米油や飼料、 ぬか床としての活用が主であったが、独自の酸化を防ぎ栄養価を落とさない製法で新たな食品として「 米ヌカパウダー」をアピールした。同展には初出展で、担当者は「P&B Japanにあわせ、米ヌカパウダーをどれだけ使っているかを提示したパンを展示してみた。(添加物や防腐剤を使わない)安全で栄養価の高い食品への注目が集まる時代なので、来場者も興味を示してくれる」と語った。
厨房機器製造メーカーで機器の直販も行うレマコム社はベーカリー機器をはじめとする調理機器を出展。担当者は「連日、カリスマシェフとのコラボ実演で多くの注目を集める事に成功した。多くの新規開業予定者にお会いする事が出来た」と述べ、ブースには大きく「開業支援」と書かれた幕が掲げられていた。
インドネシアからは国営企業の Perusahaan Perdagangan Indonesia (Persero)社が出展。日本での販路拡大のため、スパイスを中心に出展したという。
P&B Japanと栄養食品素材展は来年の開催も決定しており、現在出展者を募集している。会期は2020年7月12日から14日までの3日間。会場は東京ビッグサイト青海展示棟Aホール。