北海道アグリ・フードプロジェクト イベント&カンファレンス2019 “食のバリューチェーン”の課題解決・販路拡大をテーマに開催

日本能率協会(JMA)は、10月23日と24日の2日間、「北海道アグリ・フードプロジェクト イベント&カンファレンス2019」を、アクセスサッポロで開催する。
同展は“食”を軸としたバリューチェーンをコンセプトに、生産、研究開発、加工、流通、販売の課題解決に役立つ製品・技術・サービスなどが集結する。

写真提供:日本能率協会(JMA)

会場内をテーマに沿って6つの出展エリアを設置する。
①「生産性向上エリア」では、農業や酪農現場の高齢化や人手不足を解決する、省力化・合理化のための製品やサービスを展示。②「経営力強化エリア」では、担い手不足、農作業や経営管理の効率化、販路の開拓など農業経営のためのソフトやサービスを集める。③「営農リスク対策エリア」では、自然災害や鳥獣による被害、農機具・作物の盗難など、生産現場のリスクを軽減する製品やサービスが出展する。④「品質・付加価値向上エリア」では、研究開発や加工の現場に必要な設備・技術を提案する。⑤「鮮度保持・安定供給実現エリア」では、配送コストや鮮度管理の課題を解決し、新鮮で安定した供給を実現するための機器やサービスを紹介する。⑥「フード&ドリンク北海道 展示商談会」は、販路拡大を目的に、国内外のバイヤーや飲食店のオーナーや、食品関係者に直接 PR する展示商談エリアとなっている。

また、特設コーナーは「省力化を実現するスマートアグリ」「酪農経営の合理化・負担軽減技術」「食の安全・安心対策」「水産コーナー」の4つを展開予定。
同時開催展は「観光・ホテル・外食産業展 HOKKAIDO 2019」。宿泊施設や飲食店向けの設備、機材、備品、ソフトのほか、観光プロモーションや各種ツール、インフラ施設などが出展する。

なお、会期の前日10月22日に「北海道アグリ・フードプロジェクト – Pre Event 10.22-」を今回初開催する。30社50ブースの出展を予定しており、出展対象は食品、飲料、食育、就農、SDGs 教育、防災体験など。
また、注目企画として北海道内の学生を対象とした「道産食材使用 パフェアイデアコンテスト」を展開。イベントの2大テーマである「食」と「農」に連動し、道産食材を使用した新しいパフェアイデアを募り、書類選考を通過した5作品の中から大賞と特別賞を選出。会場内で公開審査を行う。

北海道アグリ・フードプロジェクト イベント&カンファレンス2019」公式HP