RISOCON TOKYO 2019とSEECAT’19開幕 東京都パビリオンやオリパラ企画展示も

10月2日、東京ビッグサイト青海展示棟で「危機管理産業展(RISOCON TOKYO)2019」と「テロ対策特殊装備展(SEECAT’)19」(主催:東京ビッグサイト)が幕を開けた。開催規模はRISCONが298社445小間、SEECATが99社167小間(9月13日時点)。

RISOCON TOKYOは『危機管理』をテーマにした展示会。「防災・減災」、「セキュリティ」、「事業リスク対策」の3分野を柱に、事業活動を取り巻くあらゆるリスクに対処する最新の製品・サービスが集う。危機管理に関する展示会の先駆けとして国・地方自治体関係者をはじめ、重要インフラや商業施設、学校・病院、製造業など多岐にわたる業界の経営層や管理・総務部門が来場する。

SEECATは国内唯一のテロ対策に特化した展示会で、国内外からテロ対策に関わる最先端技術を有する企業が出展する。入場審査により来場者を限定したクローズドショーとすることで、警察・消防・自衛隊などの治安関係者をはじめ、重要エネルギー施設や交通インフラ、大規模商業施設等の関係者とピンポイントで効率的なアプローチを実現。日本では2020年東京オリンピック・パラリンピックを目前に控え、2025年には大阪万博の開催も決定したことから国際的なイベント会場をはじめ観光地、商業施設などソフトターゲットのテロ対策が急務となっている。

開会式には主催者を代表して、東京ビッグサイトの石原清次社長が登壇。来賓からは東京都の多羅尾光睦副知事、防衛装備庁の外園博一防衛技監、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 警備局の平林新一次長、東京消防庁の安藤俊雄消防総監、駐日英国大使館のポール・エリス参事官(防衛装備、サイバーセキュリティ、航空宇宙担当)、東京都中小企業振興公社の保坂政彦理事長、船山の秋山政信社長の7人が参列した。

危機管理産業展では関係9機関により東京の危機管理を提案する「東京都パビリオン」のほか、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会警備局による企画展示などが行われる。