CEATEC実施協議会(電子情報技術産業協会、情報通信ネットワーク産業協会、コンピュータソフトウェア協会)は10月15日から18日までの4日間、千葉・幕張メッセでCPS/IoTの専門展「CEATEC 2019」を開催する。
同展は今年20周年を迎えるにあたり、名称を「CEATEC JAPAN」から変更した。出展小間数の増加にともない、使用ホールも前回の1~6ホールの合計6ホールから、2~8ホールの合計7ホールへと規模を拡大する。会場レイアウトにも大幅な見直しが入る。前回はホール1・2がトータルソリューション、ホール4が主催者企画/特別テーマ、ホール5・6が電子部品/デバイス&装置というように縦構造だったが、今回は2~7ホールの入口側がデバイス&テクノロジー、奥側2~8ホールの奥側がトータルソリューション、真ん中が企画展示といったように横構造の配置。鹿野清エグゼクティブプロデューサーは「前回の会期中に混雑具合をマッピングで確認し、バランスを考慮した」と話す。一筆書きのように会場を回ることで滞留時間を伸ばす狙いもある。
企画展示である「SOCIETY5.0TOWN」は出展企業24社・団体で構成。会場内に疑似的な2030年のまちを構築することを目指しており、順路には大通りを1本敷く。複数企業の技術やサービスが混ざり合うことで新しいものを生み出す「共創ゾーン」も設置される。
また、今回の目玉として自律走行型バスの運行も実施。会期中の4日間、海浜幕張駅と幕張メッセを結んだコースを1回15分ほどで運行する。今年は学生交流ゾーン「Student Lounge」も新設。人工知能(AI)やIoTを実体験するとともに、企業のトップやOBとの交流機会を創出する。
「CEATEC」公式HP