DESIGNART TOKYO 2019 東京の街をミュージアムに見立てたアートの祭典が開催

DESIGNART 実行委員会は本日10月16日から27日の10日間、デザインとアートの祭典「DESIGNART TOKYO 2019」を開催する。
このイベントは、世界中からアート、インテリア、テクノロジーなどさまざまなジャンルのモノやコトが集結するデザインとアートの祭典。前回からエリアを拡大し、表参道・外苑前、原宿・明治神宮前、渋谷・恵比寿、代官山・中目黒、六本木、新宿、銀座など東京都内各所で展開し、来場者およそ20万人を見込む。

同イベントの発起人・青木昭夫氏(MIRU DESIGN代表取締役)は「今回のフェア特徴はエリア拡大のほか、女性の活躍が挙げられる。また15カ国からアーティストが参加し、より国際的なイベントになっている。見て楽しみながら、生涯ともに暮らすパートナーにしたいと思うような作品を探して欲しい」と話す。

3年目となる今回は、個人ではなく社会全体でアートを支える文化を成熟させるための活動をスタート。企画として、「1% for Art」という法制度を日本で実現するためのプロジェクトを展開する。
Design Pierとのコラボレーションにより、1% for Artのプログラムとアジア各国のデザインスタジオによるデザインオブジェクトの展示を行う。

「1% for Art」は、公共建設の建築費の1%をパブリックアートの制作費用に充てるという、欧米諸国や韓国などで法制化されている文化制度。この制度によって、人々が日常的にアートに触れられる社会が実現するとともに、アーティストやデザイナーの雇用が創出され、クリエイティブ産業の活性化が期待される。

また、2019年のパートナーカントリーはイスラエル。青山・スパイラルガーデンを会場に「エデンの園」と題し展示を展開。自然・文化・テクノロジー・神話の間に生まれる緊張関係を起点に、死海の“塩”と、農業革命や現代生活を象徴する“麦”という、イスラエルの資源にまつわるふたつの神話の出合いをインスタレーションで表現。

新たに追加となった会場、新宿・リビングデザインセンターOZONEでは、リトアニアのアートとデザインのほか、「Ung Svensk Form/Young Swedish Design(ヤング・スウェーデン・デザイン)」の入賞アーティスト3人が出展する。

ほかにも104会場でさまざまな作品の展示を予定している。展示作品と展示会場の詳細は「DESIGNART TOKYO 2019」イベントページからチェックできる。

FOUR LITHUANIAS/VARVA JEWELLERY
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グーグル デザインスタジオ「comma at 21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3」