帝釈天題経寺でユニークベニュー活用促す 東京観光財団

東京観光財団(TCVB)は10月11日、「TOKYOユニークベニューショーケースイベント」を開催した。このイベントは東京都のユニークベニューを紹介し、活用を促すためのもので、今回は「帝釈天題経寺」とその参道商店街で行った。

各自治体の観光課、外資系企業、PCO、イベント制作会社などおよそ200人が参加した。
オープニングでは、伝統芸能の木遣りと梯子乗りが披露された。開会式では、小池百合子東京都知事が登壇。「帝釈天題経寺が育んだ文化、下町情緒、表参道の人々の伝統を守る意志が全て混ざり合い、文字通りのユニークベニュー」と評価。2020年オリンピック・パラリンピック開幕まで300日を切ったことや、東京の外国人旅行者が2400万人を越えたことにも言及し、「さらに多くの人に、日本の文化や心に触れてもらうため、ユニークベニューの紹介を東京都としても続けていく。地域を発展させ、古きを守り新しきを作る街としていきたい」と挨拶した。

境内のライトアップのほか、柴又駅と帝釈天題経寺をつなぐ参道商店街ではオリジナルメニューが振る舞われ、参加者は東京の下町の景観を楽しみながら食文化を堪能した。