11月4日と5日の2日間、東京・紀尾井カンファレンスと千代田区立麹町中学校で教育イノベーターのための祭典「Edvation×Summit 2019」が開催された。主催はEdvation x Summit 2019実行委員会および教育イノベーション協議会。
Edvation x Summitは2017年にスタートした教育の国際カンファレンスで、教育現場の最先端を担う国内外のゲストスピーカーによる講演やパネルディスカッションが見どころとなっている。会場である麹町中学校では授業の一環として取り入れており、子供たちにとっては仮想現実(VR)や拡張現実(AR)、人工知能(AI)、ドローン操縦など最新技術を体験できる貴重な機会であるとともに、さまざまな体験型ワークショップに参加することで見聞を広めることができる。
11月5日には国際会議の運営を手掛ける日本コンベンションサービスが、「麹町中 SDGs Summit」と題したワークショップを実施。ファシリテーターを同社コンベンション事業部メディカル部の平野和佳子氏が務め、子供たちは持続可能な開発目標(SDGs)とは何かを学びながら、目標達成のために自分たちに何ができるのかをグループに分かれてディスカッションし、発表した。
ワークショップの内容はグラフィックレコーダーのももこ氏によってリアルタイムでグラフィックレコーディング(絵による可視化)された。見た目にも華やかで、記憶に残るワークショップとなった。