持続可能性をテーマにエネルギーの効率化提案 インターパック2020

メッセ・デュッセルドルフは2020年5月7日から13日までドイツ・デュッセルドルフ見本市会場1から17号館の全18ホールを使用して国際加工・包装産業展「インターパック2020」を開催する。

カテゴリーは「食品」、「飲料」、「菓子」、「パン」、「医薬品」、「化粧品」、「非食品」、「工業製品」の8つ。〝持続可能性〞をひとつの大きなテーマに据え、製造面ではエネルギー効率の良い部品、省エネ・節水・洗浄媒体・原料の節約、加工時発生熱の利用、インテリジェント制御にフォーカス。

photo: Messe Düsseldorf/ctillmann

包装面ではサステナブル包装ソリューション・材料、包装資材の効率的加工、資源消費最小化などを提案する。
新たな取り組みとして、
「包装のない社会は実現可能か」という会議を5月12日に開催。研究者や企業に加え、NGO(非政府組織)が参加する。また、スタートアップ・ウィークとして起業家と企業の出会いの場を創出。市内にて150のイベントやワークショップを実施する。
インターパックを統括する同社のB・ヤブロノフスキー氏は「我々はあらゆるソリューションやテクノロジーを紹介し続けている。前回の出展者は2866社のうち60%がドイツ国外からで、55カ国から17万899人の来場者があった」と同展の国際性をアピールする。

Interpack 2020」公式HP

photo: Messe Düsseldorf/ctillmann