日本ロボット工業会と日刊工業新聞社は、12月18日から21日の4日間、「2019国際ロボット展」を東京ビッグサイト・西展示棟、南展示棟、青海展示棟で開催する。
同展は“ロボットがつなぐ人に優しい社会”をテーマに、637社・団体、3060小間が出展。国内外のロボットメーカーおよびロボット関連企業の最新技術が一堂に会する。最新ロボットのほか、AI、ICT、要素技術などロボットに関わる技術を紹介。同時開催展は「2019部品供給装置展」。
サービスロボットゾーンでは、農林水産省による農業ロボットの合同展示を行うほか、2020 年に経済産業省とNEDOが主催する「World Robot Summit2020」のトライアル競技会(製品組立チャレンジ、フューチャーコンビニエンスストアチャレンジ)を開催する。
会場内では組み立てや検品で利用されるマニピュレーターのほか、禁煙話題となっている着るロボット「アシストスーツ」(パワードスーツ、パワーアシストスーツ、サポートジャケット)の販売、レンタルを手掛ける企業も多数出展。足の匂いを計測する、風船に似顔絵を描くといったユニークなロボットの展示や、食器を片付けるロボットのデモンストレーションなども実施した。
また、南4ホールで展開しているNEDOブースではロボットとソフトウェアを使ったさまざまなソリューションを展示。3種類のロボットが動き回るエリアでは、台車を搬送するロボット、人型プラットフォームロボット、車いす型の自律移動モビリティが稼働。1つのマップで違うハードでも、お互いがぶつからないように制御できるシステムを紹介した。
公式HP「2019国際ロボット展」