産業機器輸入商社の株式会社イリス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:フランク・オーバンドルフ)はフランスBeSpoon社(ビースプーン)のUWB(超広帯域無線)の構内位置トラッキング技術とドイツLeuze electronic社(ロイツェ)の搬送機器向けセンサを2020年2月12日から14日まで、東京ビッグサイトで開催されるスマート工場EXPOに出展します。
ドイツ系産業機器輸入商社、株式会社イリスは1859年(安政6年)の長崎・出島での創業以来、世界の最先端技術を日本に紹介しており、その中でもスマート工場とIIoTという近年注目のテーマに対し、インダストリー4.0を骨子としたソリューションを掲げるメーカーの取り扱いを増強しています。
今回の出展では特にスマート工場EXPOというテーマに合う2つのメーカーBeSpoonとLeuze electronicにフォーカスいたします。
スマート工場にはビッグデータを活用した無人化(少人化)と予防保全のための先端技術が必要不可欠です。また、同時にそれぞれの現場で稼働するそれぞれの機器を、フィールドバス等を介してリンクさせる必要があるため、配線や中継器等の部品点数の増加が課題となります。
BeSpoonのUWBは構内GPSとも呼ばれ、通常屋内に入るとシグナルを失う衛星を用いたGPSに対し、構内に複数のアンカーと呼ばれるアンテナを設置することで、構内でアンカーとタグの相対距離から対象の位置を割り出す仕組みです。
極めて短い無線パルスを使用することで、障害物や金属反射の多い環境の構内でも測定することができます。100mmからの高い位置精度で、生産と物流の透明性を高めることに貢献します。
代表的な活用例としてAGV(無人搬送車両)やドローンにタグを搭載して無人車両の位置をトレース、倉庫内の貨物にタグを搭載し、貨物を探す手間を省く等、応用の可能性は多岐に亘ります。
BeSpoonは欧州の工業品工場を中心に採用実績を拡大中で、今回、日本で初めての展示となります。
Leuzeは自動倉庫やコンベヤ等の構内自動搬送機器の制御に必須のセンサ類製品の世界的リーディングカンパニーです。
センサはIOスイッチングセンサ、レーザー距離計、コードリーダー等、現場で数多く使用されるオートメーションの基幹部品です。
Leuzeは個別のセンサ内にインターフェースを搭載することで、フィールドバスに中継器を使わずに組み込みが可能です。また、スマート工場のもう一つの要となる予防保全は各種センサの適切な使用が必要となります。このような目的に対して幅広い種類の製品を取り揃えていることも同社の特徴で、展示会ではその中でも特に特徴のある製品を展示いたします。
■出展概要
展示会名称: 第4回 スマート工場EXPO
会期 : 2020年2月12日(水)~14日(金) 午前10時~午後6時
(最終日は午後5時まで)
会場 : 東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)
ブース番号: 西3ホール 22-12
URL : https://www.sma-fac.jp/ja-jp.html
■出展メーカー概要
メーカー名 : BeSpoon(ビースプーン)
主要製品 : UWB位置トラッキングシステム、デバイス、ソフト
URL : http://bespoon.com/
会社案内動画: https://www.youtube.com/watch?v=UWNiznSFluk
製品カタログ: http://event.irisu.jp/bespoon/
メーカー名 : Leuze electronic(ロイツェ)
主要製品 : 産業用センサ各種
URL : https://www.leuze.com/en/deutschland/
会社案内動画: https://www.youtube.com/watch?v=E_OUAoWVlZ0
製品カタログ: http://event.irisu.jp/leuze/
■会社概要
商号 : 株式会社イリス
代表者 : フランク・オーバンドルフ
所在地 : 〒141-0021 東京都品川区上大崎3-12-18 イリスビル
創業 : 1859年(安政6年)
事業内容: 産業機器・技術輸出入・販売
URL : http://www.irisu.jp