吉野を代表する4工房が参加、奈良の木ブランド課が東京ギフト・ショーに出展
2020年2月5日(水)から7日(金)にかけて、東京ビッグサイトにて開催される『第89回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2020』第7回LIFE×DESIGNに奈良県農林部奈良の木ブランド課が出展します。奈良の木ブランド課としては、3回目の出展で、今回は「奈良の木の椅子」をテーマに、ウッドデザイン賞を受賞した家具ブランド「studio Jig」や吉野郡十津川村の作家が集って運営している「KIRIDAS 十津川」など、4つの家具工房が集い、奈良の木の特徴を生かした各工房の代表作となる椅子を展示します。
奈良の木をふんだんに生かしたアートギャラリーのような展示ブース
展示ブースは、奈良県産の吉野スギと吉野ヒノキをふんだんに使用。吉野材によって生みだされる椅子のフォルムの美しさを魅せるため、アートギャラリーをイメージしたつくりになっています。ブースの中心は十字型の木のパーテーションで区切られ、出展する4つの工房が作品ごとに見やすくなっているなど、空間づくりのこだわりが散りばめられています。
さらに、展示ブースは組み立て式で持ち運び可能となっており、別のイベントでも再利用することができます。なお、ブースで利用されている吉野材はすべて品質が保証されているJAS製材品で、吉野材の確かな品質を直接、確かめることが可能です。吉野材の特徴と魅力が光るこれまでにないブースに仕上がっています。
吉野材の特徴を生かした吉野を代表する4つの家具工房が出展
日本の林業発祥の地といわれている奈良県吉野地方。世代を超えて育てられ、受け継がれる思いとともに、吉野材の持つ美しい木目、木肌を生かした家具を製作する吉野を代表する4つの工房が出展します。それぞれのつくり手からのメッセージをご紹介します。
「概念」を変える家具作りを
studio Jig
studio Jigでは、修行先のアイルランドで得た「Free Form Lamination」という成型合板技術を使用し、吉野杉の特性である「長尺無節」を活かしたデザインの家具を制作しています。
木材の繊維が切れることなく立体を構成する事により、軽く軟らかい杉材でも家具としての強度を実現する事が出来ています。またその緩やかなカーブを描く三次曲線は、木材らしからぬ印象を与えてくれます。
杉材特有の温かみや肌触りを残しつつ、家具としての強度を実現したstudio Jigの家具を是非体験ください。
studio Jig
住所:〒639-3543 奈良県吉野郡川上村大滝
TEL:070-2837-5298
ホームページ:https://www.studiojig.com
山にこだわる。木にこだわる。
KIRIDAS 十津川
KIRIDASは、十津川村で活動している木工家が集まって運営しています。
十津川村の木材を使用し、スギやヒノキを活かす家具をコンセプトに、材料だけでなくデザインから製作までのすべてを十津川村で行う「KIRIDAS ORIGINAL」の他、家具デザイナー岩倉榮利氏監修の「TOTSUKAWALIVING」シリーズ、それぞれの職人のオリジナル品やオーダーメイド家具の製作を行っています。
KIRIDAS 十津川
住所:〒637-1214 奈良県吉野郡十津川村大字山崎
TEL:0746-67-0123
ホームページ:https://www.kiridas.jp/
どこよりも素晴らしい環境で、真摯に誠実に
IZURU 維鶴木工
丈夫で使い心地がよく、かけ心地もよく、なおかつ美しくあること。それが、いい椅子であることの絶対条件と考えています。吉野材は、優しく美しい木目、素晴らしい香り、なめらかな手触りで使う方を癒し、経年変化による風合いの変化を楽しませてくれます。そして年月が経っても長持ちするだけでなく飽きがこず、より愛着が増していく『ずっと使える椅子』を目指しています。
IZURU 維鶴木工
住所:〒633-2301 奈良県吉野郡東吉野村瀧野
TEL:0746-44-9540
ホームページ:http://izr.jp/
日本にしかない鉋、そして、吉野杉。日本が培ってきた技術を、家具という形で伝えたい
下市木工舎 市 ichi
下市木工舎 市の家具は、吉野杉を鉋で造形しながら仕上げられていきます。人の手で何十年、何百年と守り育てられてきた、緻密で優しい色合いの吉野杉。サンドペーパーを使わず、造形から仕上げまでを鉋で行うことで木そのものの美しさやぬくもりを引き出す鉋仕上げの技術。日本の木と鉋の文化を見つめ直すことで、現代の暮らしに寄り添う新しい家具が生まれました。
下市木工舎 市 ichi
住所:〒638-0001 奈良県吉野郡下市町阿知賀
TEL:0747-68-9118
ホームページ:https://ichi-shimoichi.com
吉野材は地域にとって不可欠な存在、緊密な年輪幅による、たわみにくく堅い性質
奈良県産の木材、特に吉野材は節が少なく、木目が緊密で真っすぐな美しい木材で、木造住宅の和室やインテリア家具などに高級木材として重宝されています。
吉野材のこの特徴は、密植(みっしょく)・多間伐と呼ばれる植林方法で、木を極端に密植した上で、弱い間伐を何度も繰り返すことにより、根元から上部の先端まで太さが一定に育つことによって生み出されます。
こうした手間のかかる吉野材に対するこだわりと想いをもった工房が吉野には数多く存在します。今回は、その中でも代表的な4つの家具工房が吉野材の魅力を伝えるために展示を行います。この機会をぜひお見逃しなく。
暮らし デザイン 新時代
東京インターナショナル・ギフト・ショー春2020
第7回LIFE×DESIGN
会期
2020年 2月5日(水)~7日(金)
開催時間
5日~6日:10:00~18:00
7日:10:00~17:00
会場
東京ビッグサイト青海展示棟
主催
株式会社ビジネスガイド社 インターナショナル・ギフト・ショー事務局
入場対象者
パーソナルギフトマーケットに携わる国内外の流通関係者
入場
無料(事前登録制)
出展企業見込み
約3,000社(同時開催展含む)
出展内容
出展企業は、全体で約3,000社(同時開催展含む)。いずれも消費財関連業界の国内のメーカー・輸入商社・欧米メーカーです。生活者のライフスタイルに対応する新製品を主体に展示。その豊富さ、多彩さ、ユニークさでは、他のどんな見本市の追随も許しません。市場と流通をリードする最も実質的なトレードショー(業者専門見本市)ということができます。
アクティブデザイン&ハイクオリティグッズ、ホームファニシング&デコラティブ、フラワーグリーン・園芸用品、アート、ファンシー&ホビー、ステーショナリー、ウォッチ&クロック、おしゃれ雑貨、アクセサリー、コスメティック・ビューティ(美容用品)・香りの商品、テーブルウェア、布製品、アパレルファッ ション、パーティー&ラッピンググッズ、キッチンウェア&ユーテンシル、カットラリー&ツール、フロア&バスまわり、 ペットグッズ、メモリアル&ブライダルグッズ、アウトドア用品、スポーツ&プレイング・グッズ(遊戯グッズ)、コレクターズアイテム、IT関連&エンターテインメントグッズ、欧米インポートグッズ、ベビー&キッズギフト、キャラクター・デザイン、ミュージアムグッズ、観光物産品、福祉・介護用品、防災・非常用品、小売店向け販売支援・経営支援関連商品その他ハイクオリティ・ギフトアイテム。(食品は除きます)
奈良県庁 HP
URL:http://www.pref.nara.jp/
奈良県庁・奈良の木ブランド課 HP
URL:http://www.pref.nara.jp/27678.htm
奈良の木のこと
URL:http://www3.pref.nara.jp/naranoki/
Facebook:https://www.facebook.com/naranokinokoto/
Twitter:https://twitter.com/naranokinokoto
Instagram:https://www.instagram.com/naranokinokoto/