2月12日、千葉・幕張メッセで「FOOD TABLE in JAPAN 2020」が幕を開けた。「第54回スーパーマーケット・トレードショー2020(SMTS2020)」(主催:全国スーパーマーケット協会)、「デリカテッセン・トレードショー2020(DTS2020)」(同:全国スーパーマーケット協会)、「第15回こだわり食品フェア2020」(同:食品産業センター」、「第5回外食FOOD TABLE」(同:外食FOOD TABLE実行委員会)の4展により構成され、小売・中食・外食業界の垣根を越えた商談が3日間にわたり行われる。
開会式には横山清SMTS2020実行委員長(全国スーパーマーケット協会会長)が登壇。SMTS2020の特別企画展である「Future Store “NOW”」に触れ、「世の中の流れが速い時代だ。近未来を具体化した特別企画展を活用し、充実したスーパーマーケットを実現してほしい」と語った。また、最近の脅威として新型コロナウイルスの蔓延を挙げ「海外出展が増え続けている中での出来事だった。1つの大きな経験として受け止めたい」とした。
来賓からは経済産業省 商務情報政策局 商務サービスグループ 審議官の島田勘資氏、農林水産省 大臣官房 審議官 兼食料産業局の道野英司氏が挨拶。島田氏は今年の夏から始まるレジ袋の有料化をひとつの課題として挙げ「会場内に課題解決のヒントがある」として期待感を示した。道野氏は食品輸出額が2019年で7年連続過去最高を記録した一方、目標である1兆円に届かなかったことから「農林水産物・食品輸出本部を設置し、さらなる促進を図る」と語った。
FOOD TABLE in JAPANは今回で4回目の開催。次回は2021年2月17日から19日までの3日間、幕張メッセで開催する。