CP+2020が開催中止を発表 コロナウイルスの影響で

カメラ映像機器工業会(CIPA:代表理事会長 真栄田雅也)は2月14日、2月27日から3月1日の間、パシフィコ横浜で開催予定だったCP+2020の開催を中止したことを発表した。

中止の理由としてCIPAは、新型コロナウイルスへの有効な治療薬や対処法の先行きが見通せないこと、来場者および出展関係者の健康や安全面などを考えたことを挙げている。

発表した内容は以下の通り

CP+は最新のカメラとその関連機材を来場者の方々が実際に手に取って、その操作感などを確かめていただけることが最大の特徴であるコンシューマー向けのショーです。
その際、約 7 万人の不特定多数の来場者の方々に感染するリスクを排除しきれない可能性があります。当工業会としては、このようなリスクを避けることが重要と判断し、誠に遺憾ではありますが、開催を中止することとしました。

CIPAは2月6日に武漢からの出展者はないものの、中国本土から15社の出展が予定されていること、各出展者に出展の可否を確認中であることを発表しており、CP+2020について「 状況を注視しながら開催に向けた準備を進め、計画通りに開催する予定」としていた。