世界らん展実行委員会は2月14日から21日までの期間、東京ドームで「世界らん展2020-花と緑の祭典 -」を開催する。
開催に先駆け、2月13日に今年度の「日本大賞」を決定した。場内の花の総数は約3,000種、約10 万株、300万輪以上、審査申請総数922作品と世界最大級。5部門のうち「日本大賞」は個別部門(部門 1)から選ばれる。
出品作品を41カテゴリーに分け、ブルーリボン賞(第1席)、レッドリボン賞(第2席)、ホワイトリ ボン賞(第3席)を選出。ブルーリボン賞41作品が、トロフィー賞に選ばれる。さらにトロフィー賞の中から特に優れた上位18作品に部門賞が授与される。部門賞の中でも最も優れた作品に授与される最優秀賞が栄えある「日本大賞」となる。受賞者には賞金200万円と、副賞として協賛社のヤナセより「メルセデス・ベンツB180」が贈られる。
■「日本大賞」受賞者名
つくば洋蘭園 太田 精一(おおた せいいち)様 (茨城県小美玉市)
■「日本大賞」受賞作品名
Paph. Tsukuba Sweet “Hisashi” (パフィオペディラム ツクバ スウィート “ヒサシ’)
■講評「世界らん展2020-花と緑の祭典-」審査委員長 スーザン・ウエッドガートナー氏
今年の日本大賞は非常に美しく上手に育てられた花が受賞しました。花はうまく形作られており、各部分が見事に完ぺきに 整列されています。花の中心にある黄色を見る度に、空へ登る太陽の様子が思い浮かぶような花姿です。本当におめでとうございます。
<個別部門(部門1)概要>
洋蘭、東洋蘭、日本の蘭の「鉢物」「切り花」「葉芸物」を審査する部門
「日本大賞」の賞金は200万円(部門総額315万円)
副賞:メルセデス・ベンツB180
出品総数 全670作品(洋蘭525・東洋蘭72・日本の蘭73)
<審査員数>合計136名(国内 116名・海外 20名)
部門1「個別部門」合計91名(国内73名・海外18名)
部門2「フレグランス部門」合計13名(国内13名・海外なし)
部門3「ディスプレイ部門」合計19名(国内17名・海外2名)
部門4「フラワーデザイン部門」合計8名(国内8名・海外なし)
部門5「ハンギングバスケット部門」合計5名(国内5名・海外なし)
<審査出品総数>合計 922 作品
部門1「個別部門」670作品<洋蘭525・東洋蘭72・日本の蘭73>
部門2「フレグランス部門」110作品
部門3「ディスプレイ部門」49作品(ショーディスプレイクラス23、ライフスタイルディスプレイクラス10、愛好家クラス16>)
部門4「フラワーデザイン部門」63作品
部門5「ハンギングバスケット部門」30作品
<参加国・地域数>
アイスランド共和国、アメリカ合衆国、エクアドル共和国、サモア独立国、スロベニア共和国、タイ王国、台湾、 ドイツ連邦共和国、日本、フィリピン共和国、ブラジル連邦共和国、ペルー共和国、マダガスカル共和国、マレーシア、南アフリカ共和国、メキシコ合衆国、ヨルダン・ハシミテ王国、レソト王国 (以上18か国・地域、50音順)
■「世界らん展 2020-花と緑の祭典-」開催概要 (2020年2月 14 日現在)
■名称: [和名]世界らん展2020 -花と緑の祭典
[英名]Japan Grand Prix International Orchid and Flower Show 2020
[BERO] JGP International Orchid and Flower Show 2020
■主催:世界らん展実行委員会(読売新聞社、NHK、世界らん展組織委員会、東京ドーム)
■後援:外務省、農林水産省、環境省、東京都、アメリカ蘭協会(AOS)
英国王立園芸協会(RHS)、世界蘭会議委員会(WOC)
■協力:日本洋蘭農業協同組合、日本花き生産協会、日本洋蘭生産協会
日本東洋蘭協会、日本フラワーデザイナー協会、JFTD、園芸文化協会、日本花普及センター
日本生花商協会、 日本花き卸売市場協会、日本家庭園芸普及協会
プリザーブドフラワー全国協議会、日本ハンギングバスケット協会
フジテレビフラワーネット、各蘭愛好家団体
■協贊:株式会社資生堂、株式会社三松、株式会社ヤナセ、東日本旅客鉄道株式会社
三井住友信託銀行株式会社、旭化成ホームズ株式会社
■企画協賛:まごころ畳
■事業協力:会津松本、キーコーヒー株式会社、高田商店、Pacific Nature Paradise、
ピーロート・ジャパン株式会社、プレミアムウォーター株式会社、ONE TEAMがんばろう千葉
■企画運営:世界らん展事務局(株)東京ドーム内]
■公式HP:https://www.tokyo-dorme.co.jp/orchid/