日本マリン事業協会は、3月5日から8日の4日間「ジャパンインターナショナルボートショー2020」を、パシフィコ横浜、横浜ベイサイドマリーナ、みなとみらいぷかりさん橋の3会場で開催する。
今回は「海・ここが夢の入り口…」をコンセプトに、240社で展開。パシフィコ横浜では、各社ニューモデルボート、水上オートバイが集結する「ジェットビレッジ」、2020年東京オリンピックのヨット競技を紹介する「セーリングビレッジ」などの展示コーナーを設置。
横浜ベイサイドマリーナでは、全長10m以上の大型ボート、ヨット約60隻などの係留展示を行う。また、ボート免許がなくても 操船体験ができる「船長にチャレンジ」や、大型ボートやセーリングクルーザーをすでに楽しんでいる人向けのプログラム、マリーナ内水域をめぐるピクニッククルーズなどのプログラムを実施する。
みなとみらいぷかりさん橋では、帆船「みらいへ」の体験航海や、工場夜景を海から眺めるクルージングやクルーズパーティといったナイトクルージングのイベントを行う。
同展では、ショーへの来場をきっかけに新規マリンユーザーの獲得を目指しており、パートナーや家族など、周りの人を誘って一緒に楽しめるコンテンツを企画。初心者や女性を対象としたセミナーを「海ゼミ」内で予定しているほか、海に近い人気のベーカリー10店舗のパンを販売する「海辺のベーカリー」、高級輸入車や会員制リゾートなど豊かなマリンライフスタイルを提案する「Marine Lifestyle Avenue」などの企画を展開する。
柳弘之会長は「マリン市場では世界的に船外機が勢いを増しており、先日行われたデュッセルドルフの展示会でも多くの来場者を記録した。日本の市場でも大型艇とエンジンが安定して成長している」と市場の状況について分析し、ボートショーについては「協会は今年50周年を迎える。幅広いファンを増やすため、子供たちや女性、若者を対象としたプログラムを多数準備した。より多くの人に来場してほしい」と意気込みを語った。