組織委員会「新たな出発 東京2020大会実施本部」発足

中村英正氏

東京五輪・パラリンピックの延期が決まったことを受け、大会組織委員会は、来年の大会開催に向けて必要な諸対応の検討を行うため、3月26日に「新たな出発 東京2020大会実施本部」を発足し、第一回会議を開催した。

本部長は武藤敏郎氏。会議後の会見で、事務関係を担当する中村英正氏は

「まずは”いつどこで”が最優先だと考えている」と、開催時期と会場をできるだけ早急に決めることを述べるとともに、具体的なタイムラインはないこと、各局が各々で今からやるべきことをまとめている状況であること、あらゆる可能性を検討していることを説明した。

また、会場については「白紙であればすごく困るが、我々はすでに今年夏にやるはずだった会場が決まっており、もしそこに来年お願いしますと依頼するとなると当然いつですかという話を聞かれる。それがないままお願いはできないので具体的な話に入るためにも、まずは日程を決めたい」と述べた。