イベント、セールスプロモーションの企画・制作を行うゴンドラは4月27日、イベント再開時に向けた新型コロナウイルス対策として、最大30人まで瞬時に体温測定が可能な高精度体温検知システムとオペレートスタッフがセットになったパッケージサービス「イベント検温ゲート」の予約を開始した。
高精度体温検知システムは、多くの病院や空港、地下鉄等での導入実績を持つSUNELL社のシステムを採用したもので、従来のサーモグラフィのみによる測定とは異なり、IPカメラやAI顔認証技術、温度校正器を組みあわせることによって、大勢の人が集まる場所で、同時多数かつ高速に、高い精度で体温を測定することが可能となる。
「イベント検温ゲート」は一次検査用顔認証機能付き検温システム1式と二次検査用体温計1式、ゲートサイン1式とオペレートスタッフ(時間・人数はイベントにより調整)がセットになったパッケージサービス。運営に必要なハードウェアやスタッフも含まれており、検温では来場者に「イベント検温ゲート」を通過してもらうだけなので、主催者側の運営負担を軽減する。
サービス提供の背景としてゴンドラは、自粛活動終了後のイベント会場は、従来のチケット確認や配布物の提供などに加えて新型コロナウイルス対策の検温が加わることで、イベント運営に大きな負担がかかることが予想されることから、その課題解決として「イベント検温ゲート」の提供の行ったとしている。
■「高精度体温検知システム」の詳細
・非接触測定が可能
・マスク装着測定が可能
・測定誤差:±0.3℃以内
・同時認識人数:最大30名
・測定スピード:30ミリ秒~100ミリ秒
・設置方法:三脚設置
・顔認識可能(マスク装着時でも一定以上の認識率あり)
・AI機能:顔認識により自動追尾および定期測定が可能
■サービス概要
・名称 :「イベント検温ゲート」
・価格 :日額15万円~(※運搬およびオペレートは内容により別途)
■セット内容
・一次検査用顔認証機能付き検温システム 1式
・二次検査用体温計 1式
・ゲートサイン1式
・オペレートスタッフ ※時間人数はイベントにより調整