ライブホールの運営、音楽事業を展開するプラスウインは新型コロナウイルスの感染拡大で被害を受ける音楽業界の支援対策として、保有するライブホールや音響・照明機材、ビデオカメラ・ネット配信機材、技術スタッフなどを希望者に向け無償提供することを発表した。
無観客ライブ配信などでアーティストのサポートを行い、支援を通じてアフターコロナにおける音楽エンターテイメント発展を目的としており、実施の際は新型コロナウイルスの感染拡大防止策として少人数制での制作を行うほか、ウイルス除去型の空気清浄機を複数台導入して徹底した換気、加湿、除菌を行う。
支援はホール・楽屋の無償貸出のほか、マイクやPAミキサーなどの音響機材、照明コントローラーやプロジェクター、スモークマシンを含む照明機材の無料レンタルなど。プラスウインが保有するYouTubeチャンネルなどに配信も可能なライブ映像配信機材(4K対応ビデオカメラ5台、映像スイッチャー、配信用PC等)や、音響・照明やライブ配信専門の技術スタッフ1~2名の無償手配も可能。
支援期間は5月16日から6月30日を予定。対象ホールは南堀江ビレボアとプラスウインホール大阪(無料提供は6月から実施予定)で、活動実績のある音楽アーティスト、アイドル、ミュージシャン、お笑い芸人などが利用対象者となる。※利用枠には限りあり