日本能率協会(JMA)は6月2日、メカトロニクスとエレクトロニクスの専門技術展「TECHNO-FRONTIER(テクノフロンティア)」をオンライン開催することを発表した。JMAが主催展示会をオンラインで展開するのはこれが初となる。
テクノフロンティアは今年4月に千葉・幕張メッセで開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止となった。JMAでは要素部品などのメーカーと開発・設計者間での商談機会を設けることで、市場の創出を図る。
オンライン開催はウェブセミナー(ウェビナー)とバーチャル展示会の2部構成で展開。 ウェビナーは前半と後半の2回に分けて開催し、6月18日には旭化成エレクトロニクスによる「機器の小型・低発熱化を実現する電流検知方式とは~高精度電流センサーICの活用法~」が、7月9日にはサイバネットシステムによる「シミュレーションによるノイズ設計の基礎」が講演される。視聴は事前登録制(無料)で、6月2日より登録受付開始。参加定員は各セッション100人 。
バーチャル展示会は9月8日から18日までの開催で、6月2日から7月17日まで出展募集を行う。出展料は資料掲載のみのカタログスポンサーがJMA会員20万円、一般24万円、動画掲載可能なシルバースポンサーがJMA会員45万円、一般54万円(いずれも税抜)で、シルバー以上には自社ページに来訪した視聴者データを提供予定。閲覧は事前登録制(無料)で、8月より登録受付開始予定となっている。