MICE施設の機能強化を支援 東京観光財団

東京観光財団(TCVB)は「令和2年度 MICE 受入環境整備支援事業」の申請受付を開始した。

事業は会議施設・ホテル・大学など、都内のMICEの会場となる施設の機能強化を支援することにより、MICE 施設の受入環境の整備を促進することを目的としたもの。1件あたり3,000万円を上限とし、施設機能強化に係る経費の2分の1を助成する。

強化の対象となる経費は無線LANやデジタルサイネージを設置する「情報通信機能」、4K以上の高解像度プロジェクターや固定式大型スクリーンを設置する「映像機能」のほか、「会場設備機能」や「多言語対応機能」「セキュリティ機能」といった強化の5項目があり、申請には各項目の条件を満たし、令和3年6月30日までに事業および支払いが完了する必要がある。

対象となる施設・対象者は東京都内の常設MICE施設で、今後10年以内に国際的なMICE(参加者が400名以上かつ参加国数が5カ国以上)の具体的な受入予定がある施設など、TCVBが定める条件を満たすもの。申請期限は10月30日。