西村康稔経済再生相は18日の記者会見で、8月1日以降のイベント開催制限の緩和について以下のように言及し、「基本的には慎重に考えないといけないと思っている」と述べた。
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「現在、大規模イベントでの感染は非常に限定的だと理解しているが、小さな劇場はじめ全国でも感染が認められている。
イベントに関してはエビデンスに基づいてガイドラインを考えていかないといけないとは思っているが、この足元の感染が高い水準で推移している中、大規模イベントを緩和すれば当然、その分人の移動が起こることになる。
埼玉県でもさいたまアリーナはじめ、様々なイベントについて5000人の制限があるが、この制限を外してしまうと大規模会場だと1万人、2万人の規模で開催ができるようになり、東京からの人の移動も起こる。
こうしたことを考えると、基本的には慎重に考えないといけないと思っている。」と述べ、「このことについては近いうちに分科会を開くなどして、専門家の意見を聞いて考えていく」とした。
(↓現時点でのイベント開催制限の段階的緩和の目安)