北海道まるごとフェアが本日からサンシャインシティで開催 イートインも可能に

サンシャインシティ(東京・池袋)で「北海道まるごとフェア in サンシャインシティ 2020」が本日から開催される。会期は10月9日から11日までの3日間。今年で3回目の開催となる。

メインイベントの北海道まるごと物産展会場(展示ホール)では、東京初登場となる「漬け込み唐揚げBATA-BATA」の札幌ザンギをはじめ、「肴や一蓮 蔵」の特盛北海三色盛丼、網走ビールなど約70店舗が出展。特別企画では「北海道ラーメンまつり」や「札幌シメパフェMARCHE」などを開催し、屋外にはビアガーデンが特設される(荒天中止)。

岩塩で味付けされたエゾシカ肉を提供するシュハスカリア あぷかの森

札幌ラーメン武蔵の「焦がし味噌らーめん」は2017東京ラーメンショー最優秀賞受賞実績あり

サンシャインシティ館内での連携イベントも行われ、噴水広場では旭川市出身のとにかく明るい安村さんが登場。ステージプログラムの合間には参加して北海道産じゃがいもをもらえるカーリングゲームなども実施される。スカイレストランやサンシャイン水族館でも北海道にちなんだ企画が行われる。

岩田圭剛 会頭

オープニングセレモニーでは実行委員長を務める北海道商工会議所連合会の岩田圭剛会頭があいさつし「上半期の物産展はほとんどが中止になり、その間は北海道PRができず残念だったが、今回は会場のサンシャインシティの協力を得て、開催に至ることができた」と喜びを表した。「もちよった北海道の味覚を楽しんでいただいた後、北海道に来てほしい」と話し、北海道新幹線が来年3月に5周年を迎えることもかねてPRした。

会場には開場前から多くの人が集まっており、来場者はソーシャルディスタンスを保って行列に並んでいた。

そのほかさまざまなウイルス感染拡大対策を講じており、販売エリアとイートインエリアを分割。飛沫防止パネルを設置したイートインエリアでは人との距離を確保して食事ができるようになっていた。また新型コロナウイルス感染症の陽性反応後のフォローとして、来場者にはQRコードによるLINE ID登録を促し、受付で登録の確認と検温を実施していた。

イベントの開催にあたり、北海道商工会議所連合会は「新型コロナ対策支援事業」として物産展の出店者の売り上げに課していたロイヤリティを免除し、各出店者あたり1人分の交通及び宿泊の実費の一部を補助している。