西村康稔経済再生相は12月23日、新型コロナウイルス感染症対策分科会後の会見で、東京都の収容人数1万人以上の大規模イベントについて、入場人数上限の目安を来年1月11日まで5000人とし、一時的に厳格化する方針を示した。すでにチケット販売が終わっているイベントについては、この開催目安を超えてもよいとした。新規のチケット販売については周知期間(今後1週間を目途とする)を経た後、5000人を超える新規販売の自粛を求める。
西村大臣は会見で東京を中心に首都圏内の感染者を減らすことが重要であると指摘。「全国の感染者を減らすことにつながる」と述べ、年末年始はサッカーとラグビーの大きな大会があることから「話し合いを持ち今後の販売について対応してもらうことになった。イベントで感染が広まっているわけではないが、人と人の接触を減らさなければならないときにきている。イベントが終わった後の食事会、飲み会の自粛も含めて、感染防止策の徹底をお願いしたい」と続けた。