2025年日本国際博覧会協会は、2025年4月13日から10月13日まで大阪市此花区・夢洲で開催される2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「基本計画」を策定した。
テーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を体現する参加形態や事業をはじめ、会場、運営、情報通信、輸送、広報・プロモーション、資金、事業推進についてまとめた。博覧会協会は基本計画に基づき参加国や国際機関の招請、企業・団体・自治体・市民団体等の参加促進など、開催に向けた準備を進めていく。
大阪・関西万博では、会場をカーボンニュートラルやデジタル技術の活用、次世代モビリティなど未来社会を感じられる先端技術と社会システムを実装・実証する「未来社会のショーケース」とすることを目指す。バーチャル技術を活用して万博の魅力と発信力を高める「バーチャル万博」の実現にも挑戦し、リアルとバーチャルが融合した新しい国際博覧会の姿を示す狙いだ。
資金計画として会場建設費に最大1,850億円、運営費に809億円を見込んでおり、184日間の会期中に約2,820万人の来場を想定している。