経済産業省は19日、緊急事態宣言に伴って延期・中止したイベントなどのキャンセル費用を支援すると発表した。
現在公開されている内容は以下の通り。より具体的な申請要件や、申請方法、申請開始時期については近日中に発表される。
最新記事→イベントや展示会の中止・延期の補助金、22日から申請開始
対象分野
音楽・演劇・伝統芸能等の公演、展示会、遊園地であって、PR動画を製作・配信することにより、日本発コンテンツの海外展開や訪日外国人の増加に資するもの。
申請者
イベント又は遊園地の主催・運営法人
要件(①及び②)
① 緊急事態宣言発令地域等※で、イベント開催制限や施設利用に関する協力依頼(下記)により開催等を自粛(中止・延期)すること(緊急事態宣言発令期間内に予定されていたものに限る)
② 自粛により中止・延期になったイベントに関連する内容のPR動画を制作し、配信プラットフォームに配信して海外に動画を配信すること
※緊急事態宣言発令地域と、緊急事態宣言の対象地域以外の地域であって、ステージⅣに向けて感染が拡大している地域であり、今回の緊急事態宣言の対象地域と同じ4点の主な取組を実施する等の要件を満たすことが特措法担当大臣により確認された地域。
【イベント開催制限・施設利用に関する協力依頼】
補助率/補助上限
下記の対象経費について定額補助(上限2,500万円)
対象経費
イベントを中止したにもかかわらず発生してしまった費用、映像制作・配信費
・会場キャンセル費用、チケット払い戻し手数料、感染対策費、リハーサル経費等
・開催予定だったイベントに関連する内容のPR動画を作成し、配信する費用も対象とする。