カメラ映像機器工業会(CIPA)は「CP+2021 ONLINE」を2月25日から28日の3日間で開催する。
カメラと映像の総合イベントである「CP+2021」は、パシフィコ横浜でのリアル開催とオンラインを組み合わせたハイブリッド開催を予定していたが、新型コロナウイルスの第3波の影響から、昨年12月にオンラインのみで開催することを発表していた。
実行委員会の笠松厚雄委員長は開催概要説明会CP+2021」を中止してから新しい生活様式に適合したCP+を考えてきた。伝統的な写真文化と新しい映像文化を届け、安全安心であること、楽しくてためになること、グローバルであることが今後のCP+の方向性と考え、リアルとオンラインの複合形態で実現することにした」と説明。
当初のハイブリッド開催に至るまでの経緯を振り返り、オンライン単独開催になっても今後の方向性や“カメラと写真映像のワールドプレミアショー”というCP+のコンセプトは変更しないと強調した。
オンラインは公式チャネル、主催者企画、ツイッター、出展者特設サイト、出展者セミナーの5つのパートで構成する。主催者企画ではCIPAの真栄田雅也代表理事会長のキーノートのほか、初の試みとしてカメラ記者クラブ「カメラグランプリ」との共同企画「あなたが選ぶベストカメラ賞」の投票受付をオンライン上で実施する。
現在国内外から約20社が出展を予定。開催は3日間だがアーカイブ3月31日まで配信する。