COMPUTEX 2021 Virtualが開幕 5G、AI & IoTなど6つの注目テーマ掲げ

2021年台北国際コンピューター見本市(COMPUTEX TAIPEI 2021)が5月31日から開催している。今回はオンラインのみの開催となり、期間は6月30日までの1カ月。同展では初の試みとしてバーチャル展示会プラットフォームを導入し、世界のテクノロジー企業とともにデジタル時代の「世界のテクノロジー・エコシステム」の実現を目指す。

5G、AI & IoT、エッジコンピューティング(Edge Computing)、ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)、ゲーミング(Gaming)、イノベーション&スタートアップ(Innovations & Startups)という6つのメインテーマを設け、業界が注目する各分野においてのソリューションを展示する。
会期中は展示に加え、COMPUTEX CEO KeynoteやCOMPUTEX Keynoteなどの基調講演、COMPUTEX & InnoVEX Forumのフォーラム、ビデオ通話によるオンライン商談会など、様々なプログラムを予定している。

台湾貿易センターの黄志芳董事長は、「ここ1年はコロナによる困難に直面しているが、我々はテクノロジーの力を駆使してニューノーマルへの対応に取り組んできた。台湾はこれからも世界のテクノロジー・エコシステムの中心的位置に立ち、構築・連携・協力・イノベーションを通じてテクノロジーの発展に貢献し続けると確信している。世界中のテクノロジー企業がCOMPUTEXによってつながり、時空の制約を超えて新たな未来をともに創っていくことを期待している」とコメントした。