パナソニック、ロフトワーク、カフェ・カンパニーの3社が運営する、100年先を豊かにするための実験区「100BANCH(ヒャクバンチ)」は、7月2日から100BANCHの拠点である渋谷で、夏の文化祭イベント「ナナナナ祭2021」を開催する。
100BANCHは、若い世代とともに、次の100年につながる新しい価値の創造に取り組むための施設で、カフェスペースやワークスペースから成る、多様なプロジェクトや表現活動に柔軟に対応できる空間となっている。
ナナナナ祭は、2017年7月7日の七夕にオープンした同施設100BANCHが、周年を記念して開催する夏の文化祭イベント。100BANCHのアクセラレーションプログラムに参加するプロジェクトの発表の場として、さまざまな実験的なプログラムを期間中連日にわたって行うもの。今回は、トラックを改造してさまざまな場所に展開可能な「移動型コミュニティのプロトタイプ「BOX SQUARE」で、全国6カ所へ出張。各地でステージや展示、店舗といったブースを開設し、実際にリアルで出会う機会を創出する。
初日となる7月2日から4日の3日間は、渋谷の100BANCH拠点に面する渋谷リバーストリートで、「BOX SQUARE」を活用した「渋谷キャラバン」を開催。100BANCHのメンバーが考えたワークショップ、トークイベント、展示などを実施する。
また、100BANCHの3階には、100BANCHのプロダクトや作品を見学できる常設ギャラリーを新設。すでに販売またはクラウドファンディングで世の中にリリースされたものから、思い描く未来のプロトタイプまで、いつでも自由に見学が可能となっている。