東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、Business Finlandはフィンランド・ナショナル・パートナーハウス「Home of Finland」を一般に向けに公開、見学ツアーを実施している。
施設は2020年10月、「メッツァ・パビリオン」としてフィンランド大使館内にオープンした。木造の2階建てで、フィンランドのオリンピック・パラリンピックチームの拠点として各種パーティーやメダルセレモニーなどが開催される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により選手の参加はオンライン形式に変更。パビリオン活用のためにツアーが企画された。1回の参加人数を制限し、アルコール消毒や体温検査など感染症拡大対策を徹底したうえで実施している。
パビリオン内は建築や家具など、フィンランドの要素に触れることができるもので、ツアーではフィンランドのデザイン、木造建築、サステナブルな取り組みなどを紹介する。
オリンピック・パラリンピック期間中、パビリオンは「Home of Finland」と名称を変え、フィンランドのパートナーハウスとして運営される。フィンランド選手のユニフォームなどオリンピックにちなんだ展示や企画を開催する。
パビリオンの運営は2021年末まで。オリンピック・パラリンピック後はフィンランド企業のイベントや一般向けのクリスマスマーケットなどを予定。会場の貸し出しは行わない。
ツアーをはじめとする一般に公開されるイベントは事前申込制。公式facebookから申し込みができる。