源氏物語の1000年-あこがれの王朝ロマン-

8月30日から11月3日(休館日は毎週木曜日)まで横浜美術館で、特別展「源氏物語の1000年-あこがれの王朝ロマン-」が開催される。主催は横浜美術館、NHK、NHKプロモーション。
日本はもとより世界の文学史における名作の一つである「源氏物語」は「紫式部日記」の記述から、1008年には宮中で読まれていたことが確認され、物語としてある程度まとまった部分が成立していたと考えられている。したがって2008年は源氏物語が歴史に登場してちょうど1000年の節目に当たる。その「源氏物語千年記」を記念し、今回の特別展は開催される。
同展は、「源氏物語千年記」に関連する東日本最大の企画展として、現代までにいたる「源氏絵」、および源氏物語や紫式部にまつわる絵画を中心に、国宝・重要文化財・重要美術品約20数件を含む豪華絢爛な作品を展観する。
観覧料は一般1300円(前売券1200円)、大・高校生700円(同600円)、中学生以下無料。チケットは横浜美術館、電子チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスほか主要プレイガイドで販売。なお、関連イベントとして、9月19日13時30分からに関内ホールで、特別展開催記念「瀬戸内寂聴講演会」が開催される(入場無料・事前募集形式。応募・締切は7月1日以降ホームページかハローダイアルTel:03-5777-8600へ)。

(06/12)