ブライトスコーブ、動画配信全般のワンストップサービスを開始

川延浩彰社長

動画配信クラウドサービスのプロバイダーであるブライトコーブは8月10日、ライブイベントやオンライン展示会における機材設営から動画撮影、配信までをワンストップで支援する新サービス「Live Production Service」の提供を開始したと発表した。

同社ではこれまで初のオンライン開催となった「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)2021」公式動画配信パートナーとしての配信プラットフォーム提供をはじめ、日本国内では「Softbank World」や「PLAZMA by TREASURE DATA」など大規模企業イベントをサポートしてきた。オンラインイベントにおいては配信トラブルが許されない、高レベルのセキュリティと安定性が求められていることから新サービスの提供に踏み切った。

「Live Production Service」は従来の動画配信プラットフォーム提供に加え、ライブイベント開催やオンライン展示会開催における機材設営から撮影といった動画配信全般をワンストップで支援する。

同社の川延浩彰社長は「以前よりライブ配信のニーズは高まっていたが、コロナ禍を境により一層重要性が注目されている。事前収録とは異なり、少しのミスが重大な配信トラブルに直結するライブ配信を成功させるためには、ノウハウやしっかりとしたテクノロジーが必須となり、その点に課題や不安を抱えられている事業者様も多いだろう。Live Production Serviceが、1社でも多くの事業者様の重要なライブ配信を成功に導くことを期待している」と話す。

今後は大規模企業イベントやスポーツ、エンターテインメント、コンサートなど高いセキュリティと安定性が求められるライブイベントを中心にサポートする方針だ。