日本初公開の恐竜骨格と化石標本

 国立科学博物館と読売新聞社は3月14日から6月21日まで、東京・上野の国立科学博物館で「大恐竜展~知られざる南半球の支配者~」を開催する。
会場では、日本初公開となる、南半球の恐竜の骨格・化石標本など80点あまりを紹介。アルゼンチン、ブラジル、ニジェール、インド、南極などで発掘された最新の成果が、南北アメリカの博物館・研究機関などから海を渡ってやってくる。
今回世界初公開となる史上最大級の肉食恐竜「マプサウルス」(アルゼンチン)は、同じ場所から複数個体が発見されたことで、単独行動が基本と言われていた大型肉食恐竜の生態像を根本的に覆す重要な証拠になっている。会場では、その生態を最新CG映像も交えながらあますところなく紹介する。
開館時間は午前9時から午後5時まで(金曜日は午後8時まで)。4月25日から5月6日(水・振休)は午後6時まで(5月1日は午後8時まで)。休館日は毎週月曜日(3月23日・30日、4月27日、5月4日は開館)。
入館料は一般・大学生1500円、小中高校生は600円。未就学児童は無料。障害者手帳を持つ人とその介助者1名は無料となっている。
問合せはハローダイヤル(TEL;03-5777-8600)まで。

(09/03/14)