鉄道技術展、来年11月に日本で初開催(10/19)

 フジサンケイビジネスアイ(日本工業新聞社)は2010年11月10日から12日までの3日間、幕張メッセで「鉄道技術展2010」(Mass-Trans Innovation Japan 2010」を初開催するこを発表し、出展者の募集を開始した。オーガナイザーは(株)シー・エヌ・ティ。後援は国土交通省、経済産業省、文部科学省。
同展には、鉄道車両、車両技術をはじめ、運行システム、非車両部門、交通システム、海外の鉄道技術・鉄道の輸出入など、鉄道技術に関するすべての最新情報が一堂に集結。鉄道産業はもとより、同じ輸送産業である自動車、航空機、船舶などへの応用を模索し、あらゆる製造業、産業機械全般技術の底上げにも貢献していくことを標榜している。
CO2排出量がほかの交通手段にくらべて格段に少ない鉄道・鉄道技術は、環境保護の観点からも期待が高く、世界各国で注目され、各国では鉄道・鉄道システム・技術の入札競争が活発に展開されているという。一方、日本の鉄道関連技術は世界最高レベルにあると言えるが、これまで、日本国内では鉄道関連分野の展示会は開催されていなかった。
海外においてはドイツ・ベルリンで行なわれている世界最大級の鉄道技術展「イノトランス」をはじめ、韓国、中国、英国、フランス、イタリア、米国、カナダ、インド、ブラジル、オーストラリアなど各国で同分野の展示会が活発に展開されている。
こうした状況を捉え、フジサンケイビジネスアイは同展の開催を決意。「アジアの鉄道技術のハブ展示会」として展開する。
出展申込の締切は2010年6月30日。開催規模は100社・300小間以上を見込む。
出展に関する問合せはシー・エヌ・ティ(TEL:03-5297-8855)へ。