「企業と力合わせ“観光大国”に」、観光庁新長官に溝畑宏氏(1/6)

 国土交通省は1月4日付けで人事異動を発表、観光庁新長官に大分トリニータ運営会社元社長で旧・自治省出身の溝畑宏氏が就任した。
前長官の本保芳明氏は1974年に運輸省入省、国際観光振興機構(JNTO)ジュネーブ事務所勤務、運輸政策局・観光企画課長などを経て08年10月に観光庁初代長官を務めた。
新長官の溝畑氏は1月4日の記者会見で「観光立国のみならず日本を観光大国になるように全力でまい進したい。日本が観光大国になるため、年間5000万人いる中国の海外旅行者をどれだけ呼べるかが大きな鍵を握ると思う。民間企業などと一緒になって全力でまい進したい」と抱負を述べ、外客誘致に積極的に取り組む姿勢を示した。